口座凍結注意!XM(XMTrading)の禁止事項

FX業者には、それぞれ利用規約があり、禁止事項が定められています。

禁止行為を把握していないと、気がついたら禁止されている取引を行っていたなんてことがあるかもしれません。禁止行為や利用規約違反が発覚すると、最悪の場合、口座を凍結されたり出金停止されてしまいます。

そのような事態にならないためにも、XM(XMTrading)の禁止事項や利用規約を理解して、モラルのある取引を行うことを心掛けてください。

今回は、XM(XMTrading)の禁止事項や、口座を凍結された場合の対処法などをご紹介します。
※禁止事項や利用規約は、FX業者ごとに異なりますのでご注意ください。

XM(XMTrading)公式サイト

XM(XMTrading)の禁止事項

XM(XMTrading)の禁止事項や利用規約は、会員ページで確認することができます。

規約違反行為には、明確な数値の記載はありませんので、不正を疑われるような行為は、行わないようにしましょう。気になる場合は、サポート窓口に問い合わせをしてみてください。

<禁止事項と利用規約違反行為>

  • 複数口座での両建て取引
  • 他のFX業者との両建て取引
  • グループ内での両建て取引
  • アービトラージ(裁定取引・サヤ取り)
  • 接続遅延やレートエラーを狙った取引
  • ボーナスやXMPを不正取得する行為
  • 窓埋め・窓開けのみを狙った取引
  • 経済指標発表や要人発言を狙ったハイレバレッジ取引

複数口座での両建て取引

XM(XMTrading)では、1アカウントで8つまで口座を開設することができます。

1つの口座内で両建てをすることは可能ですが、複数の口座を利用しての両建て取引は禁止されています。

XM(XMTrading)では、ゼロカットシステムが採用されているので、自己資金以上の損失が発生しても、マイナス分はユーザーが負担することはありません(XMが負担)。

関連記事:レバレッジ取引には欠かせない!ゼロカットシステムとは

この制度を悪用すると、大きく稼げてしまうのです。

たとえば、指標発表時など大きな値動きがありそうな時に、「A口座でドル円の買い」と「B口座でドル円の売り」ポジションを保有します(口座残高10万円)。

通常の取引であれば、A口座で20万円の利益がある場合、B口座は20万円の損失になります。

しかし、XMではゼロカットシステムによってマイナス分はカットされるので、損失は10万円になり、合計すると10万円の利益になります。

A口座10万円 ⇨ 20万円の利益
B口座10万円 ⇨ 20万円の損失 ←(ゼロカットシステムによって損失は10万円になる)
その結果、A口座20万円の利益-B口座10万円の損失=合計10万円の利益

また、「ポンドドルの買い」と「ポンド円の売り」など、1つの通貨でリスクヘッジするようなポジションも禁止されています。

XM追加口座

他のFX業者との両建て取引

XM(XMTrading)と他のFX業者を利用して、「XMでドル円の売り」「他のFX業者でドル円の買い」など、ゼロカットシステムを悪用した取引をすることも禁止されています。

でも、他のFX業者を利用した両建て取引ならバレないのでは?と思いますよね。

まず、国内のFX業者ではゼロカットシステムはありませんので、ゼロカットシステムで稼ぐことはできません。

海外のFX業者では、多くの場合MT4/MT5を使っているので、売買のタイミングなどでバレます。基本的に、他のFX業者との両建てを許可している業者はありませんので、絶対にやめましょう。

グループ内での両建て取引

複数口座の両建てと同様に、友人や親族名義の口座を利用した両建ても禁止されていますし、バレます。

ゼロカットシステムは、「口座がマイナスになっても借金しなくて良い」というありがたいシステムです。このようなシステムを悪用して稼ぐことは禁止されていますし、絶対にしないでください!

不正が発覚すると、すべての利益が没収されて取引口座は永久凍結されます。
もちろん、バレなきゃいいという問題ではありません。

同一口座内での両建ては禁止されていませんので、両建て取引をする場合には、1つの口座内で行ってください。

アービトラージ(裁定取引・サヤ取り)

アービトラージ(裁定取引・サヤ取り)は、同じ価格の通貨ペアの価格のズレを狙った取引です。

たとえば、XMでドル円が108.177円のときに、他のFX業者で108.168円など、微妙に価格のゆがみが生じることがあります。

価格差はいずれ埋まりますので、高いほうで「売り」、安いほうで「買い」をすれば簡単に稼ぐことができます。

この他にも、3通貨を利用したトライアングルアービトラージや、業者間のスワップポイントの違いを利用したスワップアービトラージなども禁止されています。

また、自動売買(EA)を利用した取引は認められていますが、AI(人口知能)を利用した取引も禁止となっています。

アービトラージはXMに限らず
ほぼすべての海外FX業者で禁止されているよ

接続遅延やレートエラーを狙った取引

重要な経済指標発表時など、値動きが大きい場合には、ネットワーク接続やサーバーの障害によって、レートエラーが発生することがあります。このような接続の遅れやレートエラーを狙った取引は、禁止されています。

これらの行為は、すぐに口座を凍結されるわけではありませんが、取引自体が無効になります。

もちろん、不正にサーバーへ負担をかけて接続遅延やレートエラーを発生させる取引も禁止です。

ボーナスやXMPを不正取得する行為

XM(XMTrading)には、さまざまなボーナスがありますが、ボーナスやXMP(XMポイント)を不正に取得する行為は禁止されています。

友人や親族の名義で新規口座開設ボーナスや入金ボーナスを取得したり、短期間での両建て取引を繰り返して、XMPを不正に取得するような行為はやめましょう。

通常の取引の中で両建てをしたり、家族で別々の口座を利用して、それぞれが取引を行うことは問題ありませんが、不正を疑われるような行為をしないように気をつけましょう。

関連記事:XM(XMTrading)のボーナスを100%活用する方法!

窓埋め・窓開けのみを狙った取引

金曜日の終値と、月曜日の始値に開きができ、ローソク足とローソク足の間にできた空間のことを「」といいます。

窓埋め・窓開けのみを狙った取引

FXは平日であれば24時間取引をしているので、基本的に窓が開くことはありませんが、金曜日の終値から月曜日の始値の間に窓が開くことがあります。

なぜ取引ができないのに、窓が開いてしまうのでしょうか?市場が動かなければ、月曜の始値は金曜の終値からスタートするはずですよね。

実は、イスラム圏では金曜日が休み(安息日)で土日は平日扱いとなるため、中東のバーレーン市場は土日でも動いているのです。

そのため、土日に為替の変動に影響のある出来事が起こると、バーレーン市場で値が動き、月曜日の始値のチャートで大きな窓が開くことがあります。

窓は、高確率で窓埋めの方向に動いているため、利益が出しやすい手法です。窓開け・窓埋めを狙った取引を行うことは問題ありませんが、窓開けや窓埋めだけを狙った取引をしていると規約違反となります。

ただ、一切禁止されているのではなく、「窓開けや窓埋め取引のみはやめてね」という曖昧な表現なので、数回行っただけでペナルティが課せられる可能性は低いですが、リスク回避のためには行わない方が安心です。

経済指標発表や要人発言を狙ったハイレバレッジ取引

経済指標発表前後や要人発言の際には、値動きが激しくなります。

このようなタイミングで取引を行うことは問題ないのですが、ハイレバレッジでの取引を繰り返していると、ゼロカットシステムを悪用した取引とみなされてしまいます。

保有していたポジションが、重要な経済指標発表や要人発言のタイミングで大きく動いてしまうことはありますが、このような場合は、レバレッジを抑えて相場の急変に備えましょう。

※指標発表時にはスプレッドが広がりやすく、スリッページも起こりやすくなります。

XM(XMTrading)で禁止されていない取引

禁止事項や利用規約は、FX業者によって異なります。

スキャルピングや自動売買(EA)取引は、禁止事項に該当するFX業者もありますが、(XMTrading)では、これらの取引手法を行うことができます。

スキャルピング

スキャルピングは、数秒から数分程度の短い時間に、何度も売買を繰り返して小さな利益を積み重ねる手法です。

スキャルピングは、「カバー取引(トレーダーの注文を受けてFX業者が対応する取引)が間に合わない」「サーバーの負担が大きくなる」などの理由で、禁止されている業者もあります。

XM(XMTrading)には、スプレッドが狭く、スキャルピング取引に適したZERO口座もありますので問題ありません。

関連記事:XM(XMTrading)の口座タイプは3種類!どれがおすすめ?

自動売買(EA)取引

EA(エキスパート・アドバイザー)とは、MT4/MT5で使えるFXの自動売買ソフトです。チャートに張り付いて見ていなくても、自動売買で収益を得ることができます。

ただし、AI(人工知能)などを利用した高速スキャルピングは禁止されていますので、ご注意ください。

禁止事項や規約違反は口座凍結

XM(XMTrading)で禁止されている行為や規約違反を行うと、口座を凍結される恐れがあります。

口座を凍結されると、不正行為によって得たと認定された利益は没収され、XMPも取り消されます。

XM(XMTrading)で口座凍結された場合の対処法

XM(XMTrading)で口座凍結されてしまい、取引を再開したいという場合、凍結の解除はできませんが、新規口座開設をすることは可能です。

手間ではありますが、新規口座開設は2~3分もあれば手続きが完了し、提出書類の審査は最短当日、遅くても翌営業日には終了します。

新規口座を開設する際には、身分証明書と住所確認書類を準備しましょう。

身分証明書:運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど
住所確認書類:健康保険証、住民票、公共料金/電話代/クレジットカード明細など
※住所確認書類は、過去6ヶ月以内に発行されたもの

なお、口座凍結後に新しく口座を開設しても、新規口座開設ボーナスはもらえません。
入金ボーナスは、凍結口座の「ボーナス上限額」までは受け取ることができます。

ただし、凍結口座内の入金ボーナスやXMPはすべて消滅します。新規口座開設をしても、失ったボーナスやXMポイント(XMP)が復活することはありません。

XM(XMTrading)公式サイト

関連記事:【画像で詳しく解説】XM(XMTrading)で口座を開設する方法!

XM(XMTrading)の禁止事項【まとめ】

XM(XMTrading)の禁止事項、規約違反行為を行っていると口座凍結され、何度も繰り返していると、口座凍結だけでなく出金停止される可能性もあります。

特に、窓埋め・窓開けのみを狙った取引や、経済指標発表や要人発言を狙ったハイレバレッジ取引は、明確な規定はありませんが、気がついたら利用規約違反になっていた、なんてことのないように注意しましょう。

また、XM(XMTrading)では1アカウント8つまで口座を開設することがきますが、両建ては同一口座内のみなので、気をつけてください。

ただし、禁止事項、規約違反行為を気にしすぎて、複数口座を有効活用しないのはもったいないです。

悪意のある行為をしなければ何の問題もありませんし、違反行為をしなくても利益を上げることは可能です。XMのメリットを活かしながら、ルールに従って取引を楽しみましょう。

XM(XMTrading)の詳細はこちら!
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