「株式投資に興味はあるけど勇気がない」「手続きが面倒そう」「リスクは出来るだけ抑えたい」と考えている方は多いようです。
そんな方にも気軽に投資を楽しんでもらいたいという思いから、LINE証券が誕生しました。
LINE証券は、使い慣れたLINEアプリを使って株式投資を始めることができます。取引の手軽さとキャンペーンが人気で、ユーザー数が急拡大しています(総口座開設数50万口座を突破)。
また、1株単位で取引ができる「いちかぶ(単元未満株)」や投資信託、LINE FX、取引所取引(現物取引・信用取引)のほか、投資信託のつみたて投資など、サービスラインナップも充実しています。
LINE証券は、これから投資を始めたいという方におすすめの証券会社です。LINE証券のメリットデメリット、口座開設方法などをご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
LINE証券とは
LINE証券は、「LINE Financial」と「野村ホールディングス株式会社」によって運営されているスマホ向けの証券会社です。
そのため、LINEアプリの使いやすさと、野村証券の金融に関する専門性を掛け合わせたサービスが提供されています。
サービス名/運営会社 | LINE証券/LINE証券株式会社 |
本社所在地 | 東京都品川区西品川一丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー22階 |
設立 | 2018年6月1日 |
代表取締役 | 代表取締役Co-CEO 落合 紀貴(LINE株式会社) 代表取締役Co-CEO 米永 吉和(野村證券株式会社) |
資本金 | 400億円(2020年4月10日時点) |
株主構成 | LINE Financial株式会社:51% 野村ホールディングス株式会社:49% |
サービス開始 | 2019年8月20日 |
投資対象 | 国内株1000銘柄、国内ETF15銘柄、投資信託30銘柄 |
最低投資金額 | 株式投資は1株数百円から、投資信託は1口100円から |
入金方法 | 銀行振込、LINE Pay、LINEポイント充当 |
LINE証券のメリット
- 気軽に株式投資が始められる
- 1株単位で株が買える、少額投資に向いている
- お得なキャンペーンとタイムセール
- LINEポイントやLINE Payで投資ができる
- 手数料が安い
- 平日は21時まで取引できる
気軽に株式投資が始められる
一般的に、証券会社を利用する場合には、専用のアプリをインストールする必要があります。しかし、LINE証券は、「LINE」アプリを使って投資をすることができるため、気軽に投資を始められます。
また、購入したい銘柄の選択から購入までの操作を簡単に行うことができます。LINEアプリを利用することで、投資に対するハードルを下げてくれます。
口座開設もスマホから行えるので、最短翌営業日から取引できます。他の証券会社よりも手続きがスムーズで、口座開設が早く完了します。
1株単位で株が買える、少額投資に向いている
株式投資では、100株単位(一単元)が一般的ですが、LINE証券では、1株単位(いちかぶ)で株の買い付けをすることが可能です。また、投資信託であれば、最低100円から1円単位で投資をすることができます。
さらに、100株や1,000株に満たない単元未満株でも、保有している株数に応じた配当金を受け取ることができますので、資金が少ない方や少額からチャレンジしたい方におすすめです。
株式投資や投資信託に興味はあるけど、なかなか始められないという方は、1株から投資できるLINE証券で今すぐ口座を開設しましょう。
信用取引もできるよ
お得なキャンペーンとタイムセール
LINE証券には様々なキャンペーンがあり、中でも人気のキャンペーンが「初株キャンペーン」です(2020年3月5日~キャンペーン終了まで)。
口座開設が完了後に、クイズが2問出題されます。1問正解なら2株、2問正解なら3株が無料でもらえます(3,000円相当)。約10銘柄の中から欲しい株を選ぶことができます。
キャンペーンは定期的に開催されていて、終了日時は明言されていませんが、初株キャンペーンに参加希望の方はお急ぎください。
また、LINE証券では「株のタイムセール」があります。タイムセールでは、対象銘柄を3%・5%・7%OFFで、銘柄ごとに決められた上限株数まで購入することができます。銘柄は、最低5銘柄が選定されます。
「株のタイムセール」で株式を購入するためには、前日までに口座開設を完了させて、購入資金を入金しておく必要があります(最短で翌営業日から取引可能)。
このタイムセールは、LINE証券のLINE公式アカウントやTwitterアカウントなどで告知され、開催されます。他のネット証券にない面白い企画なので、ぜひ参加してみてください。
LINEポイントやLINE Payで投資ができる
LINE証券では、スマホ決済サービス「LINE Pay」の入出金や、LINEで使われる「LINEポイント」を使った投資が可能です。
貯まったポイントを投資すると、現金を使わずに気軽に投資を始められます。LINEポイントは1ポイント=1円で、手数料は無料です。つみたて投資にLINEポイントを使うことも可能です。
普段からLINEのサービスを使っている人には嬉しいね!
手数料が安い
LINE証券では、現物株取引、投資信託、信用取引などの買付手数料がすべて無料になります。
ただし、いちかぶの場合はスプレッド(取引コスト)が0.2~1.0%かかります。スプレッドは、銘柄や取引時間によって異なります。
また、スイッチング取引が可能なブル・ベア型ファンドは、スイッチング手数料0円で取引可能です。
ブル・ベア型ファンド:金融派生商品(デリバティブ)を利用するタイプの追加型株式投資信託
<LINE証券の手数料>
取引金額 | 買付手数料 | 売却手数料 |
5万円まで | 0円 | 99円 |
10万円まで | 0円 | 176円 |
20万円まで | 0円 | 198円 |
50万円まで | 0円 | 484円 |
100万円まで | 0円 | 869円 |
150万円まで | 0円 | 1,056円 |
3,000万円まで | 0円 | 1,661円 |
3,000万円以上 | 0円 | 1,771円 |
※同一日に同一注文で複数の取引を行った場合は、取引金額を合算して手数料を計算します。
平日は21時まで取引できる
一般的に、株式や債券などの売買取引は、証券取引所を通じて証券取引所に注文を出して取引を行います。
LINE証券では、相対取引(あいたいとりひき)が行われているため、平日は21時まで取引することが可能です。
相対取引とは、証券取引所などの市場を通さずに、売り手と買い手が当事者同士で価格や売買数量などを決めて行う取引です。日中は、仕事で忙しい人でも取引できるのは嬉しいポイントですね。
取引所取引
【前場】 9:00~11:30
【後場】 12:30~15:00
相対取引
【日中取引】 9:00~11:20、11:30~12:20、12:30~14:50
【夜間取引】 17:00~21:00
LINE証券のデメリット
手軽に少額から始められるLINE証券ですが、デメリットもあります。
- NISA・つみたてNISAに非対応
- 「いちかぶ」にはスプレッドがある
- 取扱商品が少ない
- 大きな取引には向いていない
NISA・つみたてNISAに非対応
LINE証券は、NISAやつみたてNISA、iDeCo(イデコ)には対応していないため、非課税措置を受けることができません。
そのため、株式や投資信託への売却益には、所得税15.315%(復興特別所得税0.315%含む)、住民税5%の合計20.315%の税金が課されます。
なお、2021年内には、野村ホールディングスとの初の連携サービスとして、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」の提供が予定されています。
NISA:最大5年間、年間120万円まで株式や投資信託などの運用益や配当金などが非課税になる
つみたてNISA:積立購入した投資信託の分配金や売却益が、年間の上限40万円で20年非課税になる
iDeCo:自分で毎月掛金を払い、将来の年金を作る制度、上限は職種によって異なる
関連記事:【初心者にも簡単】NISA・iDeCoの仕組みとは?
「いちかぶ」にはスプレッドがある
LINE証券の「いちかぶ(単元未満株取引)」は、買付手数料が0円ですが、スプレッド(実質的な取引コスト)が発生します。
また、多くの証券会社では、取引回数無制限の手数料定額プランなどがありますが、LINE証券には定額プランはありませんので、頻繁に取引を行うと手数料が高くなることがあります。
取扱商品が少ない
LINE証券の投資対象商品は、国内株1000銘柄、国内ETF15銘柄、投資信託30銘柄です。
上場株式は3,770銘柄、国内ETFは約250銘柄、投資信託は約6,000銘柄ありますので、LINE証券の取扱数は少ないと言えます。
そのため、欲しい銘柄の取扱いがないということもありますが、初心者の方にとっては、商品が厳選されているので、選びやすいとも言えます。
大きな取引には向いていない
LINE証券では、1注文あたりの発注上限数量は500株、発注上限金額は1,000万円です。
そのため、大きな単位で取引したい方には向いていません。
LINE証券のサービスはライトユーザー向けに特化されているので、頻繁にトレードする人や専業トレーダーには物足りないと感じるかもしれません。
LINE証券の口座開設方法
LINE証券の口座開設はとっても簡単、最短3分で申し込みが完了します。
手続きはスマホで完結、最短で翌営業日には取引を始めることができます。
本人確認書類
申し込み手続きを行う前に、本人確認書類を準備しておくとスムーズです。
- マイナンバー通知カード + 運転免許証
- マイナンバー個人番号カード(写真付き)
- マイナンバー入りの住民票の写し+運転免許証
- マイナンバー入りの住民票の写し+健康保険証
口座開設手続き
まずはじめに、LINEアプリの口座開設ページを開いて、「はじめる」をタップしてください。
個人情報の入力
画面の案内にしたがって、氏名や生年月日、性別などの個人情報を入力します。
携帯電話番号の認証
携帯電話番号を入力すると、6桁の認証コードがSMSで送信されます。
本人確認書類の登録
「口座開設方法の選択」画面で、「かんたん本人確認」or「郵送ハガキの受け取り」を選びます。
かんたん本人確認は、オンライン上で登録することができ、最短翌営業日から取引可能です。
スマホで、運転免許証orマイナンバー個人番号カードを持って、顔全体を同じ画面に収めて撮影します。
マイナンバー個人番号カードor運転免許証を持っていない方、顔写真を撮りたくない方は「郵送ハガキの受け取り」で登録手続きを行ってください。
後日、LINE証券から登録確認用のQRコードがついたハガキが届きます。QRコードを読み取ってアクセスすると、口座開設が完了します。
※「郵送ハガキの受け取り」の場合は、最短4営業日で口座が開設されます。
暗証番号の設定
6桁の暗証番号を設定します。
設定した暗証番号は、大切に保管してください。
口座開設の申し込み完了
審査完了後、LINEメッセージorハガキでお知らせが届きます。
取引開始手続き
「取引開始手続きへ進む」をタップすると、投資経験の有無や年収、金融資産額などの質問があります。回答が完了すると、LINE証券で取引することが可能です。
クイズに挑戦
口座開設が完了したら、「キャンペーンに参加」をタップして、クイズに挑戦しましょう。
クイズは2問で人によって多少違うようですが、簡単なクイズです。
制限時間はないので、わからなければ調べることもできます。
1問正解で2株、2問正解すると3株もらえます。銘柄は、対象銘柄の中から選択できます。
銘柄の選択に迷ったら配当利回りの高い株がおすすめだよ。
LINE FX
LINE証券の口座開設時に、LINE FXの口座開設を同時に行い、1取引すると最大5,000円がもらえます。さらに、50万通貨以上の取引すると、取引量に応じて最大50,000円がキャッシュバックされます。
FXのトレードを体験するには良いと思いますが、本格的にトレードをするならXM(XMTrading)がおすすめです。
関連記事:【画像で詳しく解説】XM(XMTrading)で口座を開設する方法!
LINE証券【まとめ】
LINE証券は、少額から株式投資を始めたい人、スマホで気軽に投資をしたい人、株を始めようか悩んでいる人におすすめの証券会社です。
LINEアプリから簡単に口座開設可能なので、最短翌日には取引を始められます。
また、簡単なクイズに正解するだけで無料で株がもらえたり、最大7%OFFのタイムセールなど、今までの証券会社にはない、新しいキャンペーンも開催されています。
少額投資はもちろん、LINE PayやLINEポイントなども利用できるので、投資へのハードルが低くなります。
LINE証券の口座開設は無料、口座維持管理手数料なども一切不要です。気になる方は、まずは口座開設をしてみてはいかがでしょうか。