不動産投資を始める前には、さまざまな疑問や不安が浮かんできますよね。
投資には、リスクがつきものですが、どんなリスクがあるのかを把握していなければ、対処することもできません。
リスクを知っておくことで、事前に回避することができます。
不動産購入前のリスク
不動産というと、賃貸マンションの契約や、駐車場を借りる場合、マイホームの購入などの際に接するくらいしか縁がないと思いますので、なかなか目利きができません。
すると、不動産業者にカモにされることがあります。
たくさんの物件を見て、経験を積むことで、カモにされるリスクを抑えることができますが、カモにされることをわかっていれば、警戒心が働きます。この警戒心がとても重要で、常に抱き続けておくことが重要です。
失注リスク
投資用不動産を購入する場合、一般的には以下の流れになります。
- 不動産投資サイトなどで物件を見つける
- 不動産業者に「融資特約ありの買付申込書」を送る
- 金融機関の融資を受ける
- 不動産購入
「融資特約」とは、銀行の融資がついたら買いますという特約のことです。現金購入以外は、銀行の融資がないと物件を購入することができませんので、融資特約ありの買付申込書を書きます。
不動産業者によっては、買付申込書を提出した順に優先するところもあるので、人気がある物件は、早く買付申込書を提出することが重要です。この、買付申込書を提出するタイミングが、失注リスクになります。
いい物件ほど、瞬時に成約してしまいますので、世間にさらされる時間は短くなります。その限られた時間に、いい物件にアクセスして買付申込書を提出することが難しいのが現実です。
物件購入後のリスク
物件購入後にもさまざまなリスクが考えられます。
- ローンを組んだ場合のローン返済不能リスク
- 水回りなどの修繕リスク
- 経年劣化による建物補修リスク
- 災害などによる建物ダメージ、住民対応リスク
競売におけるリスク
- 瑕疵担保責任の適用がないリスク
- 事前に物件の内側を確認できないリスク
- 落札者が居住者に対し、物件の明け渡しを求めなければならないリスク
競売物件検索サイトhttp://bit.sikkou.jp/
不動産賃貸管理業務のリスクを減らす
一般的に投資は、リスクをとってリターンを得る行為のことをいいます。不動産投資も専門知識を必要とし、変化に対応できるように勉強しなければならず、さらに、物件の管理も必要となります。
不動産賃貸管理業務は、隣の部屋の住人が騒いでいる、トイレが詰まって水が流れないなど、時間帯にかかわらず、さまざまなクレームが入り、対応が大変です。
しかし、不動産賃貸管理業務は、すべてをアウトソーシングすることができます。
大変な業務を管理会社に委託した場合、管理会社から事後処理連絡を受けるくらいで、オーナーは特にすることはありません。
なので、不動産投資は、忙しいサラリーマンにも副業としてお勧めできるビジネスなのです。あなたも不動産投資のリスクを理解し、投資を始めてみませんか?