FXの重要ポイント!通貨ペアの選び方を徹底解説!

FXの重要ポイント!通貨ペアの選び方を徹底解説!

世界には196の国があり、多くの国がそれぞれの通貨を発行しています。すべての通貨で取引できるわけではありませんが、さまざまな通貨ペアで取引ができるのもFXの魅力の1つです。

ただ、通貨ペアの種類が多く存在するので、「どれを選んでいいのかわからない」という方もいます。

通貨ペアによって、値動きの特徴やトレードスタイルが異なりますので、ポイントを押さえて、それぞれの通貨ペアに適した戦略を立てることが重要です。

今回は、通貨ペアの特徴や選び方、おすすめの通貨ペア5選をご紹介しますので、あなたが取引しやすい通貨ペアを探してみてください。

通貨ペアとは?

通貨ペア

FXの基本は、2つの通貨の交換レートです。
通貨ペアとは、その名の通り、2つの通貨を組み合わせたものです。

たとえば、ドル円(USD/JPY)は米ドルと日本円の通貨ペア、ユーロ米ドル(EUR/USD)は、ユーロと米ドルの通貨ペアです。

左側の通貨を「基軸通貨」、右側の通貨を「決済通貨」と言い、左側の通貨(1単位)に対して、右側の通貨がいくらかを読むので、「1ドル=〇〇円」「1ユーロ=○○ドル」となります。

取り扱う通貨ペアの種類や数は、FX業者によって異なります。

通貨ペアの表記の順番は決まっているから、
「ドル円」が「円ドル」と表記されることはないよ!

通貨は、アルファベット3文字で表記

各国の通貨は、アルファベット3文字で表記されます。

通貨ペア一覧を見ると、「アルファベットばかりが並んでいるので、よくわからん」と思うかもしれませんが、これはISO(国際標準化機構)で定められた世界共通の通貨コードです。

基本的には、最初の2文字で国名、最後の1文字で通貨名を表しています。

国名/通貨通貨コード国名/通貨通貨コード
アメリカ/ドルUSD欧州連合(EU)/ユーロEUR
日本/円JPYイギリス/ポンドGBP
オーストラリア/ドルAUDニュージーランド/ドルNZD
カナダ/ドルCADスイス/フランCHF
シンガポール/ドルSGD香港/ドルHKD
ノルウェー/クローネNOK韓国/ウォンKRW
中国/人民元CNYメキシコ/ペソMXN
南アフリカ/ランドZARトルコ/リラTRY

基軸通貨と決済通貨

基軸通貨とは、貿易や決済で使われる通貨です。為替レートは常に変動しますが、基軸通貨の上昇(決済通貨の下落)を予想する場合は買い、基軸通貨の下落(決済通貨の上昇)を予想する場合は売りを選択します。

為替レートが予想通りに動くと利益、予想と逆にレートが動くと損失になります。

メジャー通貨とマイナー通貨

通貨ペアは、大きく分けると「メジャー通貨」と「マイナー通貨」に分けられます。

メジャー通貨:取引量が多い先進国の通貨(ドル、ユーロ、円、ポンドなど)
マイナー通貨:取引量が少ない新興国の通貨(南アフリカランド、トルコリラなど)

豪ドル、NZドル、カナダドルなどは資源国通貨と呼ばれていて、
資源価格の影響を受けやすいよ。

メジャー通貨同士の通貨ペアで代表的なのは、ドル円(USD/JPY)や、ユーロドル(EUR/USD)などで、スプレッドが小さくて情報を入手しやすいという特徴があります。

メジャー通貨同士の通貨ペアは、相場が安定しているので、短期取引に向いています。

マイナー通貨とメジャー通貨での通貨ペアとして代表的なのは、リラ円(TRY/JPY)や、ドルランド(USD/ZAR)などで、スプレッドは大きいですが、スワップポイント(金利)が高いのが特徴です。

長期トレードに向いていますが、相場が不安定なので注意が必要です。

ドルストレートとクロス円

国内のFX業者が取り扱う通貨ペアは、ユーロ円(EUR/JPY)やポンド円(GBP/JPY)、豪ドル円(AUD/JPY)など、円が絡んでいるものが多くあります。

ドル円(USD/JPY)以外で、円の絡む通貨ペアを「クロス円」と言います。

また、ドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)、ポンドドル(GBP/USD)、ドルランド(USD/ZAR)など、通貨ペアに米ドルが含まれているものを「ドルストレート」と言います。

米ドルは、世界で一番取引されている通貨で、世界の基軸通貨とみなされています。そのため、ポンド円(GBP/JPY)の値動きは、ポンドのドルストレートであるポンドドル(GBP/USD)の影響を受けます。

通貨ペアの選び方

各通貨ペアは、それぞれ値動きに特徴があります。たくさんの通貨ペアの中から、「どれを選んだらいいのかわからない」という方もいると思いますので、通貨ペアを選ぶ際のポイントをご紹介します。

取引量で選ぶ

取引量が多い通貨ペアは、メジャー通貨同士の通貨ペアです。世界中のトレーダーがその通貨に注目しているということなので、精度の高いテクニカル分析が可能になります。

取引量が多い通貨ペアは、1位:ユーロドル(EUR/USD)、2位:ドル円(USD/JPY)、3位:ポンドドル(GBP/USD)です。

取引量が少ない通貨ペアは、突発的な要因で価格の急変動が起こりやすく予想がむずかしいので、初心者は、取引量が多い通貨ペアで徐々に取引に慣れることをおすすめします。

また、メジャー通貨はマイナー通貨に比べて、金融政策などの情報収集も容易になります。

取引時間で選ぶ

取引する時間帯によっても、通貨ペアの値動きが異なります。

東京時間はクロス円の通貨ペアの取引が活発になり、欧州時間や米国時間は、ドルストレートの通貨ペアの取引が活発になる傾向があります。

ドル円(USD/JPY)は1日を通して取引量が多く、人気があります。

トレードスタイルで選ぶ

トレードスタイルによっても、向いている通貨ペアが違います。

スキャルピング:数秒~数分で決済するので、為替変動の影響を受けにくい
デイトレード:ポジションの保有は数分~1日、安定した取引が可能
スイングトレード:数日~数週間で決済、こまめなチェックが不要
長期トレード:数ヵ月~数年間ポジションを保有するので、スワップポイントも狙える

スキャルピング・デイトレード

スキャルピングやデイトレードは、少ない利益で取引回数を多くする手法なので、「スプレッドが狭い」「ボラティリティ(価格変動率)が大きい」「流動性が高い」などの通貨ペアを選択しましょう。

おすすめは、メジャー通貨同士の通貨ペア、ユーロドル(EUR/USD)、ポンドドル(GBP/USD)、ドル円(USD/JPY)などです。

スイングトレード

スイングトレードは、エントリーチャンスが少ないので、複数の通貨ペアをチェックすると、取引回数を増やすことができます。「情報量が多い」「ボラティリティが大きい」「流動性が高い」通貨ペアがおすすめです。

スイングトレードには、豪ドル(AUD)やNZドル(NZD)とメジャー通貨の通貨ペアなどが向いています。ユーロドル(EUR/USD)、ユーロ円(EUR/JPY)、ドル円(USD/JPY)の値動きもチェックしましょう。

長期トレード

長期トレードは、スワップポイントの高いマイナー通貨ペアがおすすめです。トルコリラ(TRY)、南アフリカランド(ZAR)、メキシコペソ(MXN)などと、メジャー通貨のペアが向いています。

マイナー通貨には、「スプレッドが広い」「流動性が低い」「情報が入りにくい」というデメリットがあるので、ハイリスク・ハイリターンの取引になります。

スワップポイントで選ぶ

スワップポイントとは、各通貨ペアに発生する金利差を調整する差額のことを指します。

各通貨には、それぞれ金利が設定されています。2つの通貨を取引するFXでは、発生する金利にも差額が発生します。この差額を調整するための調整額が、スワップポイントになります。

スワップポイントを狙ったトレードをする場合には、リラ円(TRY/JPY)やドルランド(USD/ZAR)などのマイナー通貨ペアを選択して、長期トレードを行いましょう。

メジャー通貨同士の通貨ペアや「売りor買い」が逆になると、マイナススワップを支払うことになるのでご注意ください。

スワップポイントは、FX業者によって異なりますので、取引したい通貨ペアのスワップを確認しておきましょう。大きく稼ぐというより、ゆっくり資産を増やしたい方に、おすすめです。

ドルストレートを選ぶ

ドル円(USD/JPY)以外で、円の絡む通貨ペアを「クロス円」、通貨ペアに米ドルが含まれているものを「ドルストレート」といいますが、おすすめはドルストレートです。 

ユーロ円(EUR/JPY)やポンド円(GBP/JPY)など、クロス円の方が親しみやすいと思うかもしれませんが、米ドルは、世界の基軸通貨です。 

ドルストレートは、取引量が多く、急激な相場変動が起こりにくいので、相場が安定しています。 

また、ドルストレート以外の通貨ペアで取引をする場合でも、アメリカの経済動向は、世界経済に影響を与えるので、常にチェックしておく必要があります。 

たとえば、ポンド円(GBP/JPY)の値動きは、ポンドのドルストレートであるポンドドル(GBP/USD)の影響を受けるので、イギリス、日本、アメリカの3ヵ国の分析が必要です。 

ドルストレートであれば、アメリカと、選択する通貨国の2ヵ国の分析のみで済みます。

おすすめの通貨ペア5選

FXで取引する通貨ペアは、たくさんありますが、特徴や値動きのクセを理解していないと、勝つことはむずかしいです。

おすすめの通貨ペア5選をご紹介しますので、通貨ペア選びの参考にしてください。

  • ドル円(USD/JPY)
  • ユーロドル(EUR/USD)
  • ポンドドル(GBP/USD)
  • ポンド円(GBP/JPY)
  • 豪ドル米ドル(AUD/USD)

ドル円(USD/JPY)

ドル円(USD/JPY)は、日本人にとって最もメジャーな通貨ペアです。取引量は世界第2位と多く、値動きは比較的緩やかです。

リスクオン(利益を取りやすい相場状況)になると円安、リスクオフ(利益が取りにくい相場状況)になると円高になる傾向があります。

スプレッドが狭く、情報量も豊富なので、初心者にもおすすめです。

また、東京時間だけでなく、欧州時間や米国時間にも活発に売買されるので、時間帯を問わずトレードをすることが可能です。

スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、どのトレードスタイルでも適応する王道の通貨ペアです。

ドル円(USD/JPY)の特徴

  • 取引量は世界第2位
  • 値動きが緩やか
  • リスクオンになると円安へ、リスクオフになると円高

ユーロドル(EUR/USD)

ユーロドル(EUR/USD)は、世界で最も取引量が多い通貨ペアです。ドル円(USD/JPY)よりも値動きは激しいですが、時間帯別に見ると、東京時間は比較的緩やか、欧州時間や米国時間(15時~深夜1時前後)になると、値動きが激しくなります。

また、取引量が多いので相場の動きが読みやすく、トレンドが発生すると、その方向に大きく動きやすいという特徴があります。

ユーロドル(EUR/USD)の特徴

  • 取引量は世界第1位
  • ドル円よりも値動きが激しい
  • 比較的トレンドが続く傾向がある

ポンドドル(GBP/USD)

ポンドドル(GBP/USD)は、取引量世界第3位の通貨ペアです。非常に値動きが激しく、1日に100pips以上動くこともあります。特に、欧州時間や米国時間(15時~深夜1時前後)は、値動きが活発になります。

値動きが激しいので、大きな利益を狙えますが、損失も大きくなります。

レバレッジを低くして、スキャルピングやデイトレードなどで、小さな利益を積み上げくスタイルがおすすめです。

また、イギリスとアメリカ以外にも、間接的にユーロ圏の金融政策などが影響することがあります。

ポンドドル(GBP/USD)の特徴

  • 取引量は世界第3位
  • 欧州時間から米国時間が最も値動きが激しくなる
  • 間接的にユーロ圏の影響を受ける

ポンド円(GBP/JPY)

ポンド円(GBP/JPY)は、ポンドドル(GBP/USD)と同様に、値動きが激しい通貨ペアです。1日中、値動きが活発なことが多いですが、欧州時間が最も値動きが激しくなります。リスク管理をしっかりと行ってください。

レバレッジを低くして、スキャルピングやデイトレードなどで、小さな利益を積み上げくスタイルがおすすめです。

また、ポンド円(GBP/JPY)は、ポンドドル(GBP/USD)とドル円(USD/JPY)を掛け合わせたレートなので、ポンドドル(GBP/USD)とドル円(USD/JPY)の動向もチェックする必要があります。

ポンド円(GBP/JPY)の特徴

  • 値動きが激しい(特に欧州時間)
  • ポンドドル(GBP/USD)とドル円(USD/JPY)の動向にも注目

豪ドル米ドル(AUD/USD)

豪ドル米ドル(AUD/USD)の通貨ペアは、取引量が世界第4位です。値動きは比較的緩やかですが、スワップポイントが高いので、スイングトレードや長期トレードに向いています。

オーストラリアは資源国なので、コモディティ(原油、石炭や鉄鉱石など)の値動きに影響を受けやすいのが特徴です。

また、資源の輸出割合は中国が第1位となっているので、中国の経済指標発表などで、豪ドルの値動きが大きく反応することもあります。

豪ドル米ドル(AUD/USD)の取引をする際は、オーストラリアとアメリカ、中国の経済指標も注目しましょう。

豪ドル米ドル(AUD/USD)の特徴

  • AUD/USDは世界第4位の取引量
  • コモディティや中国などの経済の影響を受けやすい

また、ニュージーランドドル米ドル(NZD/USD)も、スワップポイントの高い通貨ペアです。

豪ドル米ドル(AUD/USD)と同じような値動きをしますが、取引量は多くないので、突発的な要因で急激にレートが動くことがあります。

初心者におすすめの通貨ペア

トレードスタイルによっても異なりますが、値動きが比較的緩やかで、流動性が高く、情報量の多い通貨ペアがおすすめなので、イチオシはドル円(USD/JPY)です。

値動きが緩やかなので、短期間で大きな利益にはなりませんが、基本的に、どのトレードスタイルにも向いています。(長期トレードの場合は、マイナススワップに注意してください)

ユーロドル(EUR/USD)は、値動きが激しいので、超初心者にはおすすめしませんが、取引量が多く、相場の動きが比較的読みやすいので、東京時間(8時~15時前後)や取引に慣れてきた頃におすすめです。

また、クロス円の通貨ペアがいいという方は、ユーロ円(EUR/JPY)もおすすめです。ドル円(USD/JPY)よりも値動きは激しいですが、人気の通貨ペアです。

トレンドが出やすい傾向にあり、変則的な動きはあまり多くありません。

ただし、クロス円通貨ペアの場合は、米ドルの影響も受けるので、ユーロ円(EUR/JPY)以外に、ユーロドル(EUR/USD)とドル円(USD/JPY)の動向もチェックする必要があります。

まとめ

通貨ペアの特徴や選ぶ際のポイント、おすすめの通貨ペアなどをご紹介しましたが、あなたの気になる通貨ペアは見つかりましたか?

トレードスタイルや相性によっても異なりますが、通貨ペア選びのポイントは、取引量が多く、情報量が多い通貨ペアがおすすめです。

初心者の方は、ドル円(USD/JPY)からはじめるのが、1番取り組みやすいと思います。

慣れてきたら、トレードする通貨ペアを増やしたり、ユーロドル(EUR/USD)など、値動きがある通貨ペアを狙ってみてはいかがでしょうか。

通貨ペアによって、値動きの特徴やトレードスタイルが異なりますので、ポイントを押さえて、それぞれの通貨ペアに適した戦略を立てることが重要です。

トレード方法は、1つの通貨ペアのみを徹底的に分析する人もいれば、数種類の通貨ペアをチェックして、エントリーチャンスを増やすなど、いろいろな方法があります。

気になるスタイルを試しながら、あなたに合った通貨ペア、トレードスタイルを探してみてください。

また、取引量の多い人気の通貨ペアは、ほとんどのFX業者で取り扱っていますが、マイナー通貨の絡む通貨ペアは、FX業者によって取扱いのない通貨ペアもあります。

特に、国内のFX業者はクロス円の通貨ペアは豊富ですが、ドルストレートの通貨ペアは少ない傾向にあるので、ドルストレートの通貨ペアをメインにトレードをする方は、XM(XMTrading)がおすすめです。

\新規口座開設ボーナス3,000円/
XM(XMTrading)の詳細はこちら!

【画像で詳しく解説】XM(XMTrading)で口座を開設する方法!

コメント

タイトルとURLをコピーしました