沖縄の伝統織物「八重山ミンサー」と「琉球びんがた」

沖縄の伝統的な織物「八重山ミンサー織り」と「琉球びんがた」は、昔から多くの人々に愛され、いたる所で取り入れられています。

そんな「八重山ミンサー織り」と「琉球びんがた」の特徴や、人気のおすすめグッズなどをご紹介したいと思います。

「ミンサー織り」とは

ミンサー織りは、沖縄の伝統的な織物の一つで、400年近い歴史があります。

17~18世紀に、アフガニスタンからチベットや中国を経由して伝わった織物が、独自の変化を遂げて、ミンサー織りが誕生したと言われています。

ミンサー織りは、沖縄本島の読谷や首里、八重山諸島、与那国島で作られていましたが、現在、最も目にするのは、竹富島を発祥とする「八重山ミンサー」です。

「ミン」は綿、「サー」は狭いを表していて、「綿で織られた幅の狭い帯」という意味から「ミンサー」と呼ばれるようになりました。

愛の証の贈り物

八重山ミンサーは、女性から男性に贈る愛の証です。

男性が求婚をすると、女性はその返事として「いつの世までも変わらぬ愛を」という意味を込めて、八重山ミンサーを男性に贈っていました。

ミンサー織は、5つと4つの絣模様(かすりもよう)が大きな特徴です。この絣模様には、「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く」 という想いが込められています。

ミンサーの帯の両脇には、「ヤシラミ(ムカデの足)」柄があります。これは、当時通い婚が一般的だった沖縄で「私の元に、足しげくお通いください」という思いを込めて、女性が帯を織っていました。

さらに、藍染を繰り返すことから「愛を重ねて」という意味が含まれています。

現在、八重山地方では、この伝統を維持しつつ、小物や洋服などに取り入れられ、カラーバリエーションも豊富になりました。ウエディングはもちろん、お土産としても人気があります。

五つと四つの市松柄は、ブロック塀や看板など、街中のいたる所で見ることができます。

「ミンサー織り」の人気グッズ

現在では、帯を日常的に使うことはありませんが、沖縄ならではのデザインとして、ミンサー織の五つと四つの市松柄がデザインされた様々な商品がありますので、いくつかご紹介します。

「いつの世までも」大切な恋人や家族に、ミンサーグッズを贈ってみてはいかがでしょうか。

かりゆしウェア

「かりゆしウェア」は、日常で着るのはもちろん、会社の制服や冠婚葬祭などにも着用する沖縄の正装です。

ハイビスカスやパイナップルなど、華やかな柄が多いイメージですが、ミンサー織のモチーフを取り入れた「かりゆしウェア」は、シンプルで上品、目上の方へのギフトなどにおすすめです。

私が以前働いていた職場では
4月になると夏服(かりゆし)でした。

ネクタイ

絹100%のミンサー織ネクタイは、水や汚れをはじく、はっ水加工されているので、日常使いに適しています。

ワンポイントの「5つと4つの絣模様(かすりもよう)」がお洒落です。

ミンサー織のネクタイがきっかけで、商談が弾むかもね。

名刺入れ

すべてミンサー織で作られた製品や、皮製品の表面がミンサー織になっている商品などもあり、カラーバリエーションも豊富です。

名刺入れは、カードケースとしても利用できますよ。

私は10年以上ミンサー織の名刺入れを使っているけど
色落ちもしないし、丈夫でおすすめだよ♪

バッグ

布製なので、長く使えば使うほど、しっくりとなじんで、愛着が湧いてきます。
裏地は、ポリエステル(アクリルコート仕上げ)なので、丈夫で長持ちです。

カラーバリエーションが豊富だから迷っちゃうよね。
淡い桜色や石垣ブルーが人気だよ。

ミンサー柄マスク

ワンポイントのミンサー柄があるマスクや、全体的にミンサー柄がプリントされた派手なマスクなど、種類も豊富です。 その日の気分や、シチュエーションに合わせて使い分けるのがおすすめ。

※マスクは、織物ではなくミンサー柄(プリント)です。(綿100%)

ミンサー柄のアクセサリー

ミンサーが、愛の証として贈られていたことから、指輪やネックレス、ピアスなどのアクセサリーも人気があります。

ミンサーの由来と共に、ミンサー柄のアクセサリーを大切な人にプレゼントすれば、喜ばれること間違いなし!

「琉球びんがた」とは

琉球びんがた

沖縄を代表する染物と言えば「紅型 (びんがた)正式名:琉球びんがた 」です。豊かな自然風土の中で生まれ、独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称を紅型(びんがた)と呼んでいます。

紅型の特徴は、鮮明な色彩と大胆な配色です。

顔料と植物染料を使い、多彩な模様を描いた紅型は、中国的な豪華さもあれば日本的な優美さもある、技法的にも芸術的にも非常に稀有な伝統工芸として発展してきました。

紅型の種類

「琉球びんがた」の「びん」は色彩、「がた」は模様を表していると言われています。

彩色技法で分類すると、型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による型染めで、赤、黄、青、緑、紫を基調とした色彩が大胆で鮮やかな「紅型」と、藍の濃淡で染め上げる落ち着いた色調の「藍型 (イェーガタ) 」に分類されます。

藍型は、夏の衣料に多く、赤、黄、緑の小色を入れることもあります。種類は、白地藍型、黒花出し、白花出し、浅地花取り、藍朧(イェーウブルー)などがあります。

また、現在の紅型は、かつての王族のカラフルで華やかな「首里型」とよばれるものが基本になっています。

庶民が着用していた「那覇型」は、色数も少なめで、柄も小さくて地味なものが多いのですが、華やかに見せるために、世界中の色々なモチーフを柄に取り入れるなど、ユニークな工夫がされています。

染物の世界でも、チャンプルー文化なんですね。

紅型のデザイン

紅型の模様には、春夏秋冬の四季の風物が、ひとつの模様として描かれているので、季節感がありません。これも、1年を通して温暖で、四季の変化が比較的穏やかな沖縄ならではの表現なのかもしれません。

モチーフとして描かれるものは、動植物や自然の風物、建物などの工作物などざまざまです。

風物では、桜や梅、柳、菖蒲、雪持笹、雀、蝶など、友禅や江戸小紋と同じような模様も多く、鶴や亀、松竹梅、鳳凰などの吉祥文もよく使われています。中国にルーツのある模様も、日本的な感覚で再構築されたデザインのものが多く存在します。

色彩は独特の鮮やかさを持ち、模様は大和風であることも、紅型の大きな特徴となっています。

「琉球びんがた」おすすめグッズ

 インド、東南アジア、中国、日本などの染織の影響を受け、琉球独自の染物として、琉球の人々に親しまれてきた「琉球びんがた」は、衣服から小物まで、いたる所で取り入れられています。

かりゆしウェア

かつての琉球王朝で紅型は、権力の象徴として、一部の特権階級の者だけが着用できる衣装だったこともあり、衣服にとても適しています。

かりゆしウェアは、「少し派手かな」と思うくらいのデザインがおすすめです。

浴衣

紅型の浴衣は、独特な柄が特徴的です。
色使いが華やかなので、どの年代にも好まれています。

琉球びんがたの浴衣を着ていると「どこで買いましたか」とか
「素敵な浴衣ですね」と声を掛けられることもあります。

シュシュ(髪留め)

紅型のシュシュでまとめるだけで、お洒落で華やかになります。
バラマキ用のお土産にもおすすめです。

折りたたみ傘

紅型の折りたたみ傘は、華やかなのにクラシカルな印象があります。日差しの強い時でも、雨の日でも、紅型の傘を使えば、気分が明るくなります。

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エコバッグ

紅型の可愛らしいデザインをプリントしたエコバッグは、お土産としても、自分用にも人気の商品です。シンプルで使いやすいですよ。

「八重山ミンサーと琉球びんがた」まとめ

愛を贈るという素敵な風習のミンサー織は、ウェディングや愛する人へのプレゼントとしても人気があります。琉球びんがたは、鮮明な色彩と大胆な配色で、どんな時でも気分を明るくしてくれます。

今は、沖縄を訪れるのも難しいかもしれませんが、こんな時だからこそ、あなたも普段の生活に、「ミンサー」や「琉球びんがた」を取り入れて、華やかな気分を楽しみませんか。

自分用にも、大切な人へのギフトとしても、おすすめですよ。

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