バイナンス(BINANCE)は信頼できる?安全性を徹底解説!

バイナンス(BINANCE)は信頼できる?安全性を徹底解説!

バイナンス(BINANCE)は、ユーザー数・取引高共に世界最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所です。

海外で人気の取引所であっても「興味はあるけど、海外の取引所はなんとなく不安」「セキュリティは大丈夫?」「本当に信頼できる取引所なの?」など、不安はあるかと思います。

結論から言うと、バイナンス(BINANCE)は、国内のどの暗号資産(仮想通貨)取引所よりも、安心して利用することができる暗号資産(仮想通貨)取引所です。

今回は、バイナンス(BINANCE)の安全性や創業者ジャオ・チャンポン氏(通称CZ)について解説します。この記事を読めば、バイナンスが信頼できる取引所である理由に納得できると思います。

バイナンス公式サイト

バイナンス(BINANCE)とは?

バイナンス(BINANCE)は、2017年7月に設立された海外暗号資産(仮想通貨)取引所です。設立当初は香港が拠点でしたが、中国当局の厳しい規制などもあり、現在はマルタ島が拠点となっています。

海外の取引所なので、日本では利用者数は多くはありませんが、世界では「バイナンス(BINANCE)」を知らない暗号資産(仮想通貨)トレーダーはいないほど有名な取引所です。

バイナンスの利用者は、世界で1,000万人以上、24時間取引高ランキングは、常に上位です。取引量が多いので、通貨の流動性が高くなり、約定がスムーズになります。

また、一時期は、日本語サービスが停止されていましたが、2020年に日本語での対応が復活したので、言葉が不安という方でも安心して利用できます。

そして、バイナンスは、1日2BTCまでの出金であれば、本人確認や名前・住所などの登録は不要、メールアドレスとパスワードを設定するだけで、簡単に口座を開設することができるので、すぐに取引を始めることができます。

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バイナンス(BINANCE)のCEOジャオ・チャンポン(CZ)

バイナンスを創設者は、ジャオ・チャンポン氏(Changpeng Zhao、趙長鵬)、通称「CZ」です。

CZ氏は、1977年、中国の江蘇省で教師の両親のもとに生まれ、1980年代後半にカナダへ移住し、モントリオールのマギル大学でコンピューターサイエンスを専攻。

マギル大学は、カナダで最も歴史ある大学で、カナダ首相のトルドー氏や、ノーベル賞受賞者やオリンピックメダリストなど、多数の著名な卒業生を輩出しています。

CZ氏は大学卒業後、主に金融業界でソフトウェアエンジニアとして働き、東京証券取引所のシステム構築に携わった経験もあります。

2013年に、ポーカー仲間から暗号資産(仮想通貨)を教えてもらったのをきっかけに、ビットコインウォレットを手がける「Blockchain.info」や暗号資産(仮想通貨)取引所「OKCoin」での勤務を経て、2017年に「バイナンス(BINANCE)」を設立。

設立からわずか1年未満で、世界有数の取引所に成長させました。アメリカの経済雑誌、フォーブスの「世界の暗号資産(仮想通貨)長者ランキング」では、3位(資産額11~20億ドル)にランクインしています。

また、CZ氏のTwitter公式アカウント(@cz_binance)は、フォロワー数100万人以上の人気です。

バイナンス(BINANCE)のハッキング事件

バイナンス(BINANCE)では、2019年5月7日(現地時間)、何者かによるハッキングの被害を受け、7,000ビットコイン(BTC)が引き出されるという事件がありました。

バイナンス(BINANCE)は、「悪意ある何者かがユーザーのAPIキーと2段階認証コードなどの情報にアクセスを行なった可能性がある」と発表し、取引所から4,100万ドル(約45億円)相当のビットコインが引き出されました。

バイナンスCEOのジャオ・チャンポン(Changpeng Zhao)氏によると、ハッキングの被害を受けたのはホットウォレットで、バイナンスが管理するビットコインの約2%が保管されていた、とされています。

ジャオ・チャンポン(通称CZ)CEOの対応

ジャオ・チャンポン(CZ)氏は、巨額ビットコインのハッキングを発表してから、わずか4時間後に、Twitterのライブ動画で、全世界のユーザーに対して、状況の報告会見を行いました。

大事件に対するトップの対応としては、異例の早さです。

会見でCZ氏は、「7,000BTCのハッキングを止められなかったことは残念だが、それが現実だ」と認め、システムのリカバリーや今後の対策、APIキーを使ってトレードをしているユーザーに対しては、すぐに変更することを推奨する、などの話をしました。

さらに、損失の埋め合わせをするため、ユーザーへの影響はない旨を伝え、実際に、バイナンスのSAFUファンド(Secure Asset Fund for Users)を利用して、被害を受けた資産を全額保証し、わずか1週間後には入出金を再開しました。

SAFUファンドは、バイナンスの取引手数料の10%から構成されていて、バイナンスのユーザー保護を目的に組成されています。ファンドの資産は、コールドウォレットで保管されています。

ハッキングされたことで、セキュリティを心配する声はありましたが、事件後すぐにトップが顔を見せて謝罪をし、状況の説明をする姿は、かなり評価されました。

ISO / IEC 27001規格(情報セキュリティに関する規格)

ハッキング事件からわずか半年後の2019年9月には、暗号資産(仮想通貨)業界として初めて、英国およびノルウェーの認証機関からISO / IEC 27001規格(情報セキュリティに関する規格)により、認証を受けたことを発表しました。

この認証を受けるための監査では、セキュリティポリシーから資産管理、システム設計、オペレーションセキュリティ、情報システムなど14のカテゴリにおける114の規準について検査されたそうです。

バイナンスCEOであるジャオ・チャンポン(CZ)氏は、「ISO認証を取得することは、業界およびコミュニティに対する我々のセキュリティ面の尽力における重要な一側面である。我々は、サイバーセキュリティにおける防衛能力の改善に向けた投資や取り組みを、引き続き推進する」と述べました。

バイナンス(BINANCE)が、世界最大規模の暗号資産(仮想通貨)取引所になった背景には、さまざまな施策もありますが、高度なセキュリティや迅速な対応などがあげられます。

海外の暗号資産(仮想通貨)取引所だからこそ実現できる

日本国内で暗号資産(仮想通貨)取引所を開設するためには、金融庁の許可が必要になり、高いレバレッジや新規通貨の上場は簡単にはできません。

バイナンス(BINANCE)は、独自のペースで事業を行うことで、多くのユーザーに支持される取引所に成長しています。ユーザーに利用され、利益をあげているからこそ、セキュリティに多額の投資ができているのです。

金融庁の許可を得ている日本国内の取引所でも、バイナンス(BINANCE)と同様に、ISO / IEC 27001規格にセキュリティ認定を受けられる取引所は、1つもないと言われています。

バイナンス(BINANCE)は、世界最大の取引所であり、取引量も世界トップレベルのため、ハッカーなどに狙われるリスクは、日本国内の取引所とは比較できないほどです。それでもハッキング被害が少ないということは、バイナンス(BINANCE)のセキュリティの高さが窺えます。

なお、バイナンスの公式サイトでは、休止していた日本語対応が復活しましたが、CZ氏は「日本での事業展開の可能性は低い」とコメントしています。

バイナンス(BINANCE)のチャリティ活動

バイナンス(BINANCE)は、慈善団体「バイナンスチャリティ財団(Blockchain Charity Foundation)」を設立しています。

バイナンス チャリティは、ブロックチェーンの技術を使い、世界の経済格差是正を行い、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成を加速する世界を目指す非営利組織です。

暗号資産(仮想通貨)による寄付を集め、すべての寄付履歴はブロックチェーンに記録されるので、プロセスは追跡可能、変更はできないなど、信頼性の高いものにしています。

寄付金は100%受益者や組織へ提供され、2018年の西日本豪雨災害や、2020年のコロナ禍での医療支援など、日本への寄付も行われています。

CZ氏は、自身のTwitterでも暗号資産(仮想通貨)による募金を呼びかけるなど、高いチャリティ意識を持っていることがわかります。

バイナンスアカデミー(Binance Academy)

バイナンスアカデミー(Binance Academy)は、暗号資産(仮想通貨)に関する教育プラットフォームです。

ブロックチェーン技術の基礎や経済学理論、セキュリティなど、暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーンに関連する幅広い分野を学習することができます。

バイナンスアカデミーは、英語や日本語、イタリア語、スペイン語、中国語など15言語に対応していて、高品質のコンテンツをすべて無料で提供しています。

バイナンス(BINANCE)は信頼できる暗号資産(仮想通貨)取引所

かつては、日本での運営を目指していましたが、諦めて独自のペースで事業を行い、世界展開した結果、世界最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所になりました。

2019年には大規模なハッキングに遭い、45億円相当の被害が出ましたが、顧客資金は全額保証、その後、ISO(国際標準化機構)が定めるセキュリティ認証を得るなど、信頼回復に向けた取り組みも怠っていません。

万一、ハッキングが起こってしまった際に補填する保険積立も、利益の一部を使って行っています。

暗号資産(仮想通貨)は、世界中で取引されています。金融庁の許可を得ている日本国内の取引所よりも、国際規格に認定され、1,000万人以上のユーザーに信頼されているバイナンス(BINANCE)の方が、安全性が高いと思いませんか?

まとめ

バイナンス(BINANCE)は、高度なセキュリティや迅速な対応、社会貢献活動、暗号資産(仮想通貨)の教育活動などを行い、世界で1,000万人以上のユーザーに信頼される世界最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所です。

24時間取引高ランキングは常に上位ですが、2021年1月4日の取引高は、800億ドルを超えています。1日で800億ドルを超える取引高は、驚異的な数値です。

取引量が多く、約定がスムーズなので、大きな額の取引を行う方にもおすすめできます。

また、現物取引だけでなく、上級者向けの先物取引やOTC、P2P取引まで備えているので、あらゆるユーザーが利用できる環境が整えられています。

レバレッジ倍率の高さや取扱通貨の種類の豊富さ、手数料の安さなどで、多くのトレーダーに支持されていますが、大切な資産を預けることになるので、あなたが1番信頼できると思う取引所を選ぶことが重要です。

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