ビットコインを買ってみたいけど、「何から始めたらいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
今回は、ビットコインの始め方や保管方法、使い方について分かりやすくご紹介します。
ビットコインの買い方

暗号資産(仮想通貨)取引所で購入する
最も現実的かつ確実な方法になります。取引所に口座を開設して日本円を入金し、パソコンやスマホでビットコインを購入することができます。相場は日々上下していますので、タイミングが重要です。
採掘(マイニング)する
採掘(マイニング)とは、ビットコインのネットワーク上で、マイニングと呼ばれる計算をすることによって、新たなビットコインが発行されるというものです。
膨大な計算を、いち早く行う必要があるので、個人のパソコンでは性能的に難しいです。
ビットコインの管理・使用方法
取引所で購入した直後は、取引所がビットコインを管理していますが、セキュリティの問題もあり、ウォレットと呼ばれるビットコインを管理するソフトウェアで管理することをおススメします。
また、ビットコインの送金には、トランザクション手数料という、システムに支払う手数料がかかります。
ビットコインの始め方

口座を開設する
申込は、パソコンなどを使ってインターネットで行います。本人確認書類も必要となりますので、口座開設前に準備しておきましょう。
日本円の入金
口座を開設したら、日本円を入金します。取引所ごとに手順がありますので、事前に確認しましょう。
取引所では、最低取引単位が設定されていますので、あまり少額だと取引できないことがあります。
ビットコインの購入
暗号資産(仮想通貨)取引所のページにログインして、購入操作をします。
最初は、少額の取引から始めることをおススメします。暗号資産(仮想通貨)取引所によっては、「取引所」と「販売所」というメニューがあります。
取引所
・販売所よりもいいレートで売買できる(自分でレートを指定する)
・販売所よりも操作が複雑
販売所
・取引所よりもレートが悪い(販売所がレートを決定)
・操作は取引所よりも簡単
販売所の取引では、買いたいビットコインの数量を指定し、販売所が決めたレートで購入します。
一方、取引所での取引では、買いたいビットコインの数量とレートを自分で決めて注文し、取引に応じてくれる人を待ちます。そのため、必ず取引が成立するとは限りません。
ビットコインを買う場合は、相場よりも安いレート、売る場合は相場よりも高いレートを設定すると、なかなか取引が成立しません。
逆に相場よりも高いレートで買い、相場よりも安いレートで売ると、即座に取引が成立しますが、損をすることになります。
ビットコインの引き出し
暗号資産(仮想通貨)取引所でビットコインを購入した直後は、取引所にビットコインが預けられた状態です。
すぐに売却する予定がなければ、安全のため、暗号資産(仮想通貨)取引所から引き出し、ウォレットで自己管理しましょう。
ビットコインでの決済
ビットコインの支払い方法は、お店側が送金先のビットコインアドレスをQRコードで表示しますので、自分のウォレットを起動し、送金画面を開いてQRコードを読み取ります。
送金の際には、トランザクション手数料がかかります。
税金の申告
ビットコインは安いレートで購入し、高いレートで売ったり代金の支払いに使用した場合、所得税が課税され、確定申告が必要となることがあります。
そのため、決済時にもらったレシートは必ずとっておきましょう。
複数の暗号資産(仮想通貨)取引所を利用する
暗号資産(仮想通貨)取引所には、相場に合わせた実質手数料に値する費用が、取引所によって設定されています。
この費用は、取引所や相場によって異なるので、複数登録しておくと、その時の最安な取引所を利用することができます。
また、複数の取引所を利用して、資産を分散することによって、万一流出などがあった場合にも、資産のすべてを失うことはありません。
これからビットコインを始める方は、複数の取引所に登録することをオススメします。
おすすめの暗号資産/仮想通貨取引所
暗号資産(仮想通貨)取引所には、それぞれ特徴があります。
暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ際には、サービスの使いやすさや取扱通貨の豊富さ、手数料、セキュリティなど、総合的に判断することが重要です。
コインチェック(Coincheck)

コインチェックは、2012年に創業された、マネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営する取引所です。
取り扱い銘柄は、16種類と国内最多で、国内ではコインチェックでしか取り扱っていない通貨もあります。
さらに、スマホアプリの利便性が高く、ダウンロード数は国内第1位。初心者でもパソコンが無くても本格的な取引ができます。また、マネックスグループの運営なので、セキュリティ面でも安心です。
取扱い通貨数、アプリの使いやすさ、手数料の安さ、セキュリティなど、総合的に見てもコインチェックはオススメの暗号資産(仮想通貨)取引所です。
国内の暗号資産(仮想通貨)取引所を利用するなら、コインチェックは外せません。
コインチェックの特徴
- 取扱い通貨:国内最多の16種類 // BTC / BCH / ETH / ETC / LTC / LSK / XRP / XEM / FCT / QTUM / XLM / MONA / BAT / IOST / ENJ / OMG
- 取扱手数料:取引所 / 無料 、 販売所 / スプレッド
- 最小発注数:最低購入額500円 / ビットコインでの最低購入額0.001BTC
- セキュリティ:コールドウォレット / マルチシグ / 2段階認証 / SSL
- スマホ対応:初心者にもわかりやすくて使いやすい
バイナンス(BAINANCE)

バイナンスは、2017年7月に設立された比較的新しい、海外の暗号資産(仮想通貨)取引所です。
バイナンスの利用者数は、世界で1,000万人以上、24時間取引高ランキングは常に上位の、世界では知らないトレーダーがいないほど、有名な取引所です。
一時期は、日本語サービスが停止されていましたが、2020年に日本語での対応が復活したので、言葉が不安という方でも安心して利用できます。
また、1日2BTCまでの出金であれば、メールアドレスとパスワードを設定するだけで、簡単に口座を開設できるので、すぐに取引を始められます。
バイナンス(BAINANCE)の特徴
- 取扱い通貨:260種類以上、取引通貨ペアは500種類以上
- 取扱手数料:一律0.1%
- 最小発注数:0.001BTC
- セキュリティ:コールドウォレット / マルチシグ / 2段階認証 / SSL
- レバレッジ:最大125倍


